在日モンゴル人のITミーティング開催

昨今IT市場上その規模においてアメリカ合衆国に次いで二位に入る日本に勉強や仕事の目的で来日するモンゴル人IT技術者の数が増加している。特に、日本とモンゴルとの間で2007年に情報処理能力の評価基準について認定契約が締結されて以来、日本で働くモンゴル人IT技術者が増えている。また日本で始まったモンゴルのアウトソーシングビジネスは、モンゴル企業の日本市場への進出を確かなものにする第一歩となっている。

こうした事情を受け、日本でIT関係の勉強をしている、又は働いているモンゴル人たちがお互いに知識や情報の交流を深める機会をつくるために「在日モンゴル人のIT会合」がMAJの主催によって2008年6月6日に東京で行われた。

   

会合には34名が参加し、Keirex Technology勤務のA.Altanbilegと株式会社USI勤務のL.Ochirhuyagによる発表があった。 Altanbileg氏は「日本のIT業界の構造」というテーマで日本のIT業界の現状、その特徴などについて統計データを基にアメリカとインドなどと比較しながら発表した。日本のIT業界の特徴としてクローズドソース主流の開発やピラミッド型の下請け構造などが挙げられた。

参加者からの「国際市場におけるモンゴル企業の競争力を高める為なすべきこと」という質問に対して、Altanbileg氏はモンゴルのIT技術者のスキルは特定の案件向けのソフトウェア開発には対応できるが、パッケージ型、大量生産型の開発案件においては人材や資金が不足し、まだ条件が整っていないと述べた。また、日本の顧客に満足していただき、日本のマーケットから評価されるために、モンゴルのIT業界が何を改善しなければならないかについて言及。

Ochirhuyag氏は「Ruby on Rails」の発表で、松本行弘によって開発されたスクリプト言語とそれを利用したウェブアプリケーションについて説明し、Ruby on Railsで作られるブログをリアルタイムで作成して見せた。よく知られているTwitter, Yellow-Pages, WhiteBoardなどのウェブサイトはこのRuby on Railsを使用したWebアプリケーションだという。彼は、Ruby on Railsが生まれた背景には、松本行弘のIT技術者が自分の仕事を楽しく、効率よくするためにそのプログラミング言語が美しく(beautiful code)なければならないという信念があったことに触れ、Ruby on Rails の簡潔なプログラミング言語の効率生を高く評価した。

(2009.06.10 翻訳 М・テムーレイ)

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